☆インフルエンザ予防には口腔ケアが効く!☆
2024年2月16日
こんにちは。
あめみや歯科医院 院長 雨宮です。
冬になり、インフルエンザが流行る時期となりました。
インフルエンザ予防に口腔ケアが効く!
ことは、ご存じでしょうか?
一見、お口とインフルエンザは関係ないように思えますが、そこには密接な関係があります。
お口には常に細菌が存在していますが、歯磨き、デンタルフロス、歯間ブラシなどの口腔ケアを怠ると、
その数はあっという間に増加します。
実はこの細菌がインフルエンザに大きく関係していることがわかってきました。
1.インフルエンザに感染しやすくなる
インフルエンザは、ウイルスによって感染します。
実は口の中の細菌が吐き出す酵素の中には、こうしたウイルスを粘膜の中に侵入しやすくするものがあります。
つまり、口腔ケアができていない細菌が増えた状態では、確実にインフルエンザにかかる可能性が高まります。
2.ウイルスが増殖!薬が効きにくい!
お口の中の細菌が作り出す酵素の中には、ウイルスそのものを増殖させる酵素もあります。
これはインフルエンザの悪化につながるだけでなく、お薬の効果まで悪くしてしまいます。
このように、お口の細菌はインフルエンザと密接な関係があるのです。
3.インフルエンザの発症率が1/10に!
ある介護施設で口腔ケアをしっかり行った結果、通常の介護施設と比べてインフルエンザ発症率が1/10になったという
報告もあります。
うがい、手洗い、口腔ケア、まずはこの3つをしっかり行ってインフルエンザを予防しましょう。