☆おいしい食事も「だ液」のおかげ!?知られざるだ液パワー☆
2024年6月17日
お口の中にあって当たり前の「だ液」。
もしも「だ液」がなかったらどうなってしまうのでしょうか?
もしもだ液がなかったら・・・
①食事がおいしく感じない?
「ひと口嚙むごとに、口の中に味が広がる」このような繊細な変化を楽しめるのは、実はだ液のおかげ。
だ液が食べ物と混ざり合うことによって、舌が味を感じやすくなるのです。さらに、食べものを上手に飲み込めるのも、だ液に「お口を潤す」という力があるおかげです。
もしもだ液がなかったら、何を食べてもパサパサして味の無いクラッカーを食べているような感覚になってしまうことでしょう。
②すぐ虫歯になる!
だ液には「歯をむし歯から守る力」もあります。歯の表面についた汚れを洗い流し、さらには「むし歯菌によって溶かされた歯を修復する」という重要な働きも。もしだ液がなかったら、あっという間に虫歯になってしまいます。
え!だ液ってこんなに出るの?
なんと、だ液は1日に1~1.5リットルもの量が分泌されます!しかし、この量は加齢や生活習慣などによって減少し、豊かな食生活が失われ、むし歯や歯周病・感染症のリスクが高まってしまいます。そこでおすすめしたいのが「パタカラ体操」です。継続して行えば、だ液がしっかり分泌されるようになります。
お食事の前に行うと、より効果的です。とても簡単な体操なのでぜひ空いた時間にチャレンジしてみてください。